フェアトレードは
開発途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活の向上を支える仕組みのことです。
途上国の生産者から、不当に安い価格で物を仕入れるのではなく対等な立場で行う貿易のカタチ。適正な賃金の支払いや労働環境の整備などを通じて、生産者の生活の向上を図ることが目的です。
人々の身近にある素材で、心を込めて大切に作られた手工芸品。私たちは、その品物からその土地に息づき、伝わってきた伝統や文化を感じることができます。
「作る人」と「使う人」がつながり、皆が幸せになる。お買い物を通じて、作る人たちの生活を支える事でこころが優しくなれる。いちばん身近な海外協力。それがフェアトレードなのです。
フェアトレードの生産者は 途上国の中でも貧困層の人たちです。現地ではたくさんの団体が活動していますので一部紹介します。
バングラデシュの独立戦争で親や配偶者を失った女性達をの自立を応援するために1997年に立ち上げた「ジュートワークス」は、ジュート製品を中心に手作り販売しています。
ネパールの「WSDO」は貧困層のカースト制度の女性達に 手織り草木染めアゾフリー染料(発癌性のない染料)でバッグ・小物を作っています。
皆様のお買い上げいただいた金額の一部は 途上国の支援に使わせていただいています。 タイ国境を越えて働きに来ている親とともに暮らす小学生に、勉強を教えている若い先生たちと小さな学校は、皆様からの寄付が大きな支援になっています。